頚椎にわりと深刻な怪我をしてから、ジムで筋トレするのをためらっています。
⇒30代の筋トレはほどほどに。頚椎を怪我して動けなくなった件
私がジムで筋トレする理由は…
- 高重量が扱える
- 短時間でトレーニングできる
(極論すると、初心者は高重量のBIG3だけで全身鍛えられる) - 鍛えにくい部分を鍛えやすい
(家には置けない特殊な筋トレマシンがある)
です。
しかし、高重量を扱うほど怪我のリスクが増えます。
これ以上怪我をしたくないので、高重量を追い求めて筋トレすべきではないんですよね。
また、頚椎を怪我してしまったので、これ以上頚椎に負荷がかかりやすいBIG3(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)のトレーニングはできるだけ避けないところ。
バーベルを使ったBIG3にこだわらなくても、胸・背中・脚を鍛える方法はいくらでもあるので問題なし。
鍛えにくい部分を効率的に鍛えられるジムのマシンは魅力的だけど、それがなければ鍛えられないというわけではないですので。
工夫次第でダンベルや自重トレーニングでも、胸・背中・脚を含め、全身くまなく鍛えることはできます。
要するに…、私がジムで筋トレする理由は、既に無くなってしまったんです。
であれば、高い会員費を払ってジムに通わなくても、自宅でダンベルで筋トレしたほうが良いのではないか?と考えてます。
その方が、コスパ的にも怪我のリスク的にもメリットが大きいように感じます。
もくじ
自宅でダンベル筋トレするのに必要なもの
自宅でダンベル筋トレするのに必要なものは、ダンベルだけではないです。
もちろん、ダンベルだけでも筋トレできますが、体を支えるトレーニングベンチはあったほうが良いです。
⇒ 【筋トレ】リーディングエッジのトレーニングベンチがおすすめな理由【折りたたみ式】
ダンベルだけで筋トレしようとすると、どうしても腕中心の筋トレになってしまいますので。
トレーニングベンチがあれば、体を支えることが出来るので、工夫次第で全身くまなく鍛える事ができます。
たとえば、ダンベルローイングや…
ダンベルプルオーバーなど、背中を鍛えるダンベル筋トレは、トレーニングベンチがないとできません。
無理やりイスやベッドを使ってやろうとすると、安定しないので怪我のリスクにつながります。
トレーニングベンチは、そこそこ良いやつでも1万円ちょっとで買えるので、それをケチって怪我するのは馬鹿げてます。
私はもうこれ以上ケガしたくないので、1万円ちょっとでトレーニングベンチが買えるなら喜んで支払います。
当然ですが、トレーニングベンチもダンベルも、フローリングの床に直接置くことはできません。傷ついてしまので。
自宅のガレージが使える人や、一軒家(自分の家)に住んでる人なら別ですが、賃貸物件に住んでる人の場合、床を傷つけてしまうと引越し時に修繕費用をとられます。
また、トレーニングベンチやダンベルを直接床に置くと、隣の部屋に音が響きやすくなります。
なので、マナーとしてトレーニングマット(騒音吸収用のフロアマット)は必須。
⇒【厚手】トレーニングマットはリオレスの「JOINT MAT」がおすすめ【1cm】
まとめると、自宅でダンベル筋トレするのに必要なものは…
- ダンベル
- トレーニングベンチ
- トレーニングマット
の3つです。案外少ないです。
もちろん、こだわればもっと必要なものは出てくるでしょうけど、最低限必要なものといえば、上記の3つぐらいです。
ジムで筋トレするのに必要なもの
ジムで筋トレする場合、必要なものは特にありません。
トレーニング器具は全てジムにそろっているので。
ただ、自宅で筋トレするときのように、パンツ一丁で…という訳にはいきません。
トレーニングウェアやトレーニングシューズは必要です。
また、筋トレ後にお風呂に入って帰る場合は、着替え・バスタオルを持っていく必要があります。なので、着替えとバスタオルを持っていくバックも必要です。
とすると、ジムで筋トレするのに必要なものは…
- トレーニングウェア
- トレーニングシューズ
- バック
の3つになります。
プロテインシェイカーとか汗を拭くハンドタオルとかは、自宅でダンベル筋トレする場合も必要だし、ジムで筋トレする場合のみ必要なわけではありません。
「自宅でダンベル筋トレ vs ジムで筋トレ」のコスパ比較
ジムで筋トレする場合に必要な…
- トレーニングウェア
- トレーニングシューズ
- バッグ
の3つは、特に高いわけではないです。
それぞれ1万円も出せば十分良いものが買えます。3万円前後あれば全て買いそろえられます。
自宅でダンベル筋トレするのに必要な…
- ダンベル
- トレーニングベンチ
- トレーニングマット
の3つは、割とお金がかかります。
正直、モノを選ばなければ、めちゃくちゃ安く買いそろえることはできますが…
やはり安いものは安いなりの理由があります。安かろう悪かろうで、使いづらかったり壊れやすかったりします。
トレーニング中にダンベルが壊れたりトレーニングベンチが壊れたりすると、怪我につながる…というか、最悪死ぬ可能性もあります。
なので、ある程度 品質の良いものを買っておくほうが良いです。
結局、その方が長期的に考えてお得な買い物になります。
適当な安物を買っては壊し、何度も買い換えるより、良いものを長く使うほうがコスパが良いです。
問題は「ある程度良いもの」がどれくらいのものなのか?ということ。
人それぞれ求めるものが違うので、当然「良い」の基準は人それぞれ異なります。
この点に関してはもう個々人の好みによるところが大きいのでなんとも言えませんが、一応私が買うとすればコレを買うというものをリストアップしておきます。
- ダンベル
⇒ Motions 可変式ダンベル - トレーニングベンチ
⇒ リーディングエッジ トレーニングベンチ(折りたたみ式) - トレーニングマット
⇒ リオレス 高硬度トレーニングマット
以上。
それぞれレビューの評価が高く、愛用者も多い商品です。
記事執筆時点での価格は…
- Motions 可変式ダンベル:2万9800円(セール時は価格変動する可能性あり)
- リーディングエッジのトレーニングベンチ:1万1800円
- リオレスのトレーニングマット:2580円
合計4万4180円。
そこそこな値段になりますが、思っていたより高くないです。
ジムで筋トレするのに必要なものを買い揃えるのにかかる費用 約3万円と比較しても、そんなに価格差はありません。
ただ、自宅でダンベル筋トレするのとは違い、ジムで筋トレする場合、毎月ジムの会費が必要です。
ジムの会費は、おおよそ月8000〜1万円前後のところが多いです。
私が通っている24時間ジムの会員費は約8000円なので、ここではジム会員費を8000円として計算してみましょう。
月額8000円のジムで1年間筋トレする場合に必要な費用は…
- トレーニングウェア・トレーニングシューズ・バッグ:約3万円
- ジム会員費(8000×12ヶ月):96000円
合計12万6000円になります。
トレーニングウェア・トレーニングシューズ・バッグに関しては、1回買えば何年も使い続ける事ができるので、1回きりの費用です。
しかし、ジム会員費は、ジムに通い続けるかぎり支払う必要があります。
1年間ジムで筋トレする場合と、自宅でダンベル筋トレする場合とを比較すると…
- 1年間自宅でダンベル筋トレする場合:4万4180円
(可変式ダンベル+トレーニングベンチ+トレーニングマット) - 1年間ジムで筋トレする場合:12万6000円
(1年間のジム会費+トレーニングウェアセット)
自宅でダンベル筋トレするほうが、約8万1820円も安いです。
ダンベル・トレーニングベンチ・トレーニングマットは、一回買えば長期間使えますからね。
基本的に1回4万4180円支払って全て買いそろえれば、それ以上お金がかかることはありません。
しかし、ジムで筋トレする場合、毎年ジム会費が9万6000円かかります…。
例えば10年筋トレする場合を考えると、いかに自宅でダンベル筋トレするほうがお得かよく分かります。
- 10年間ジムで筋トレする場合:99万円
(10年分の会員費+トレーニングウェアセット3万円) - 10年間自宅でダンベル筋トレする場合:4万4180円
(可変式ダンベル+トレーニングベンチ+トレーニングマット)
ジムで筋トレするのと比較して、自宅でダンベル筋トレするほうが94万5820円も安いです。
圧倒的にジムで筋トレするより、自宅でダンベル筋トレしたほうがコスパが良いのが分かります。
「自宅でダンベル筋トレ vs ジムで筋トレ」コスパが良いのはどっち?
上記で書いた通り、自宅でダンベル筋トレするほうが断然コスパが良いです。
1年間だけで考えても、ジムで筋トレするより自宅でダンベル筋トレする方が約8万1820円も安いです。
10年間で考えると、ジムで筋トレするより自宅でダンベル筋トレする方が94万5820円も安くなります。
お金を節約したいということであれば、ジムへ通うより自宅でダンベル筋トレするほうがいいです。
ダンベルでも十分に全身を鍛えることが出来ます。
ボディービルダーのような超デカイ体型になりたいなら別ですが、フィジーカーのような引き締まった良い体になりたいなら、ダンベル筋トレでも十分。
どうしてもジムにある特別なトレーニング器具で高重量でトレーニングしたいなら、ジムに行くほかありません。
ただ、高重量でトレーニングするほど怪我のリスクが高まります。
怪我したくないし、お金も節約したいなら、自宅でダンベル筋トレするほうが良いです。
少なくとも、私にはその方があっているように思います。
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