可変式ダンベルを買う場合、大抵の人はMotionsかフレックスベルのどちらを買うかで悩みます。
私も悩みました。で、結局Motionsの可変式ダンベルを買うことにしました。
なぜなら…
- 使いやすさ
- 強度
- 価格
の面で、Motionsの方がフレックスベルの可変式ダンベルより優れていたからです。
たとえば価格は一番わかり易いですね。Motionsとフレックスベルでは約2万円以上もの価格差があります。
Motionsの方が圧倒的に安いので、ダンベル筋トレに必要な器具をそろえるコストを抑えられます。
その他、使いやすさや強度に関してもMotionsの方がフレックスベルよりも優れています。
以下、具体的にどういう点が優れているのかを解説していきます。
もくじ
Motionsの可変式ダンベルでもオンザニーできる
まず最初に「オンザニー」に関して。
オンザニーとは、ダンベルを膝の上に乗せることです。
たとえば、トレーニングベンチに寝そべってダンベルを胸の上部で上げ下げするダンベルベンチプレスを行う場合、一旦トレーニングに座ってダンベルを膝の上に置きます。
それから、膝でダンベルを押し上げつつ、背中を丸めてコロンと寝転がって、ダンベルを胸の上部に移動させます。
ダンベルの重量が重くなるにつて、手の力だけでダンベルをコントロールしづらくなってくるので、膝の押し上げでダンベルを任意の位置に移動させるオンザニーの技術が重要になってきます。
ゆえに、オンザニーしやすいかどうかは、ダンベル選びにおいて重要なポイントの一つです。
Motionsとフレックスベルのダンベルを比較すると、フレックスベルの方がダンベルの側面の面積が大きいので、オンザニーしやすいです。
だからといって、安易にフレックスベルを選ばないで下さい!
Motionsのダンベルでもオンザニーできますので。
たとえば…
こちらの動画(3:40〜あたり)に、一瞬ですがオンザニーしている場面があります。
Motionsの可変式ダンベルでもオンザニー出来るのがわかると思います。
また、Motionsのダンベルの側面の面積も確認できます。それほど面積が小さいわけでもないです。
なので、「Motionsの可変式ダンベルは側面の面積が小さくてオンザニーできないから、フレックスベルの可変式ダンベルを買う」という選択は間違っています。
Motionsのダンベルでもオンザニーできますので。
Motionsの可変式ダンベルは面取りしてあるので怪我しにくい
Motionsの可変式ダンベルのプレートの側面は、丸く加工してあります。(面取り済み)
なので、膝や腕にダンベルのプレートの側面が当たっても怪我しません。
一方、フレックスベルのプレートの側面は、全く加工してありません。直角です。(面取りされてない)
鉄のプレートの角が直角のままって…相当怖いですよ。
この直角のプレートがシュッっと太ももを掠れるのをイメージしてもらえば、どれだけ危険かはすぐ理解できると思います。
掠れるだけならまだしも、万が一ダンベルごと太ももの上に落としてしまったりすれば…太ももの肉がえぐられる可能性があります。
ゆえに、怪我のリスクを減らしたいなら、きちんとプレートの側面が丸く加工してあるMotionsの可変式ダンベルのほうがおすすめです。
Motionsの可変式ダンベルはフレックスベルより強度が高い
フレックスベルの可変式ダンベルは、スタイリッシュで見た目はすごくいいのです。
ただ、見た目を良くするためにプレートの接続部分の強度を犠牲にしています。
これは文章では伝えづらいので、下記の動画を見て下さい。
フレックスベルのプレートの接続部分について言及されています。
動画で解説されている通り、フレックスベルのプレートは、プラスチック製のフックでつなぎ合わされています。
重量を重くするほどプラスチック製のフックに負担がかかるので…筋トレ中にパキンッと割れてしまわないか心配になります。
デザイン性を優先してしまったがゆえに、強度が疎かになっていますね。
一方、Motionsのダンベルの場合、太い鉄パイプの上にU字型のプレートを差し込んでいく方式ですので、強度はフレックスベルよりも高いと言えそうです。
どう考えても、プラスチックでプレートの重さを支えるより、鉄パイプで支えたほうが安心なのは言わずもがな。
壊れにくく、強度の高い可変式ダンベルがほしいなら、フレックスベルよりもMotionsの方がおすすめです。
Motionsの可変式ダンベルはフレックスベルより細かく重量アップできる
「Motionsのダンベルは40kgより24kgタイプがおすすめな理由」の記事でも書いていますが、Motionsの可変式ダンベルは、非常に細かく重量を調整することが出来ます。
Motionsの24kgタイプの可変式ダンベルの場合、1〜2kg刻みで重さを増やせます。
しかし、フレックスベルの可変式ダンベルは4kg刻みでしか重量を増やせません。
Motionsの可変式ダンベルであれば、「8kgでアームカール10回×3セットできたから、次は9kgで挑戦だ!」ができるわけです。いい感じで重量増やしていけますね。
しかし、フレックスベルの場合、「8kgでアームカール10回×3セットできたから、次は12kgで挑戦だ!」になってしまいます。こんなの無理です…。
いきなり4kgも重量を増やして筋トレするなんて無茶です。無理やりコントロールできない重量でトレーニングすれば、怪我のリスクが高まります。
なので、重量調節は細かく出来たほうが良いです。
Motionsの可変式ダンベルは、24kgタイプの場合は1〜2kg刻みで重量アップできます。40kgタイプの場合は2kg刻みで重量アップできます。
より細かく重量調節したいなら、フレックスベルよりもMotionsの方がおすすめです。
Motionsの可変式ダンベルはフレックスベルより安い
最後に価格について。
自宅でダンベル筋トレするには、ダンベルの他にもトレーニングベンチとトレーニングマットが必要になります。
⇒ トレーニングマットはリオレスの「JOINT MAT」がおすすめ
トレーニングベンチもトレーニングマットも、値段はピンきりです。
品質が良くて値段もそこそこの商品を買うなら、トレーニングマットは10000〜15000円前後、トレーニングマットは3000〜5000円前後必要になります。
なので、ダンベルの価格はできるだけ安い方がいいです。トレーニングベンチもトレーニングマットも買わないといけないですからね。
さて、ではMotionsとフレックスベルのダンベルの価格差を見てみましょう。
- Motions 可変式ダンベル 24kg:24800円(税込)
- フレックスベル 可変式ダンベル 32kg:51870円(税込)
圧倒的にMotionsの方が安いのが分かります。
Motionsの24kgの可変式ダンベルと、フレックスベルの32kgの可変式ダンベルとで27070円もの価格差があります。(記事執筆時点)
フレックスベルには20kgタイプの可変式ダンベルもあるので、Motionsの24kgとフレックスベルの32kgの価格を比較するのはフェアじゃないという人もいるかも知れません。
しかし、フレックスベル20kgタイプとMotions24kgタイプを比較しても、Motionsの方が安いです。
- Motions 可変式ダンベル 24kg:24800円(税込)
- フレックスベル 可変式ダンベル 20kg:36859円(税込)
フレックスベルの可変式ダンベル20kgタイプより、Motionsの可変式ダンベル24kgタイプの方が12059円も安いです。
要するに、フレックスベルよりMotionsの方がコスパが圧倒的に高いわけです。
もし、トレーニングベンチとトレーニングマットも合わせて購入するのであれば、初期コストが抑えられるMotionsのダンベルを買うほうがお得です。
結論!可変式ダンベルはフレックスベルよりMotionsがおすすめ
ここまでの内容をまとめますと…
- Motionsの可変式ダンベルでもオンザニーできる
- Motionsのプレートは面取りしてあるので安全
- Motionsの可変式ダンベルはフレックスベルより頑丈
- Motionsの可変式ダンベルはフレックスベルより細かく重量調節できる
- Motionsの可変式ダンベルはフレックスベルより安い
となります。
要するに「Motionsの可変式ダンベルはフレックスベルよりも安全で使いやすく、頑丈で安い」ってことです。
なので、もしフレックスベルとMotionsのどちらの可変式ダンベルを買えばいいか迷っているなら、Motionsの方をおすすめします。
もし、Motionsの24kgタイプと40kgタイプのどちらにしようか迷っているなら、下記の記事が参考になります。
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【可変式ダンベル】Motionsのダンベルは40kgより24kgがおすすめな理由
Motionsの可変式ダンベルには、最大重量24kgと最大重量40kgの2つのタイプがあります。 どちらを選べばいいのか悩むところですが、私は24kgタイプにしました。 なぜなら、24kgタイプの方が ...